論文やブログできれいな図をかけるフリーソフト "Inkscape"
背景
本や論文で見かけるような図はどれも手書きでない綺麗な図がほとんどですが, それをかけるソフトウェアを探していると, Inkscapeというソフトウェアがよさそうなので紹介します.
Inkscapeとは
ベクター画像を扱えるフリーソフトです. ベクター画像を扱えるので,画像が劣化せずに綺麗なまま画像を自由に編集できます.
ダウンロードはここから → Inkscape
ベクター画像とラスター画像
ベクター画像は,点・線・曲線といった幾何学的図形の組み合わせで表されます. そして,その図形同士は数式により関連付けられるので,画像が劣化することなく拡大・変形・再編集が可能です. つまり,各点が周りに対する相対的な位置関係を持つとも言えます.
ラスター画像は,ピクセル(画素)とそのピクセルの色値で表されます. これはpngやjpgといった拡張子で保存され,より身近なものだと思います. ラスター画像のメリットしては,ベクター画像に比べ処理量が少ないのでPCへの負荷が少ないです.
要するに,デザインする際はベクター画像が良いが,画像を見る際はラスター画像が良いと言えます.
参考サイト
京都大学の情報センターもInkscapeをおすすめしているようです.
便利なフリーソフトなど — 京都大学大学院工学研究科 附属情報センター
latex形式で数式を挿入できるのはいいですね. そのためにはTeXとpstoeditをインストールし,パスを通す必要があるようです.
Inkscape (Win)でLaTeX数式を使えるようにする: 何の変哲もない福岡生活…
チュートリアルは以下のサイトを参考にすると良いと思います.